セオドライト・レベルTHEODOLITE LEVEL
自動レベル B20 B30
軽量コンパクトなボディに*IPX6という防水性能を加え、伝統に裏づけされた 高精度自動補正機構を心臓部とし世界のユーザーから認められた最高水準の信頼性・ 操作性により水準測量から土木現場までオールマイティにお使いいただけます。
電子セオドライト DT540LS DT740SL
一人で墨出し作業ができるレーザー照射機能を搭載し*IP66という砂塵・豪雨にも耐え る優れた環境性能、電源は単三乾電池4本使用で140時間以上(測角のみ)の使用時間を 実現しランニングコストも抑えた高い汎用性を有するセオドライトです。
*JIS保護等級レーザー墨出器とは
レーザー墨出器は数本のレーザー光を、壁面・天井・床面に照射し、水平、直角などの基準となる線を出す機械です。 本体は直接床に置いて使用または、専用の三脚を使用します。本体の胴体部分にレーザー照射口があり、胴体部分は横方向に回転します。 墨出器は、内装工事や基礎工事などの建築業で使われていましたが、最近では「基準出しツール」として製造現場や工事現場など、様々な現場で使われています。 使用する現場が広がるにつれて、レーザー墨出器という呼び方以外にも、ラインレーザーとも呼ばれています。 展示物の移動、設置、水平直角、縦ラインの点検など、レーザー墨出器の用途は幅広く、また照射出来るライン数によって価格も異なりますが、お求め安い価格帯となっています。
レーザー墨出器の選び方
レーザー墨出器を選ぶ主なポイントは4つあります。 ①照射できるラインの数 ②ラインのタイプ(赤or緑、高輝度タイプ) ③屋外か屋内、どちらで使うか ④信頼のできるメーカー製品であるか。 高輝度に関しては、各メーカー基準が様々ですが、最近発売される機種のほとんどが高輝度と称して、視認性の高い赤色レーザータイプです。 グリーンレーザーの墨出器が各社発売されつつありますが、グリーンレーザーをお選びいただく際は、まず使用可能温度をご確認ください。通常の赤色レーザーと比べて、低温に弱い機種もありますのでご注意ください。
レーザー墨出器の種類
現在販売されているレーザー墨出器のほとんどが、下の照射ライン図のいずれかのタイプです。 照射するレーザーラインの数が多ければ多いほど、高価になります。現在は殆どのレーザー墨出器が、縦ラインのみ、横ラインのみ、といったライン照射切替機能がついています。 また、レーザー墨出器は水平方向に回転できるので(ほぼすべての機種で360度)縦ラインや、水平ライン(おおよそ照射角110度程度)を水平に移動させることができます
垂直たてラインと、それに交わる水平ラインのスタンダードな 墨出器です。ほとんどの縦横モデルでは本体中心下部に地墨点が照射されますが、一部の機種で地墨ポイントの照射されない墨出器もあります。
縦・横モデルの縦ラインに対して直角に交わる位置で縦ラインがもう1本照射される墨出器です。天井の直角クロス点(おおがね)が照射されます。
墨出器を中心に左右に縦ラインがわたり、そのラインに対して垂直に縦ラインが交わる墨出器です。上のモデル同様天井の直角クロス点(おおがね)が照射されます。
墨出器を中心に、正面から背面、左右への縦4方向ラインのハイスペック墨出器です。4方向へのライン照射が作業効率を向上させます。レーザー墨出器人気ランキングの上位常連機種もこのクラスに多くラインナップされています。
4方向の縦ラインに加え、切れ目のない360度水平に照射する最高スペックのレーザー墨出器です。
また、水平ラインだけでなく4本の縦ラインも切れ目なく360度照射されるタイプもあります
墨出器本体が受光器の位置まで自動回転し、ピタリと自動で止まり地墨合わせをしてくれる画期的な機能です。
受光器
レーザー墨出器のレーザー光は、一般的に赤いレーザー光です。一部の機種で緑色のレーザー光を照射するタイプがあります。 太陽の光や、照明の近くなど明るい場所では視認性が落ちますので、屋外の直射日光が当たる場所ではレーザーラインは殆ど見えません。
そんなときに活躍するのが受光器です。レーザー光がある位置(見えないので「ある」と予測される位置)に受光器を近づけると音が鳴り、上下どちらに動かせば良いか、画面表示の矢印で知らせてくれます。 レーザー墨出器は機種やメーカーによって受光器が付属または別売と様々ですので、ご確認下さい。
レーザー墨出器の機種・詳細
ムラテックKDS HPへ http://www.muratec-kds.jp/product/laser/
タジマ HPへ http://www.tajimatool.co.jp/category/zerolaser/index.html
シンワ測定 HPへ http://www.shinwasokutei.co.jp/
製品概要・特徴
内装工事から基礎工事まで、あらゆる水平出しが一人で出来る
水準測量
『水準測量』とは、既知点に基づき新点である水準点の標高を定める作業をいう。 既存の水準点をもとに新しい水準点となる新点の標高を定める測量。または既存点の再測量。 水準測量は既知点の種類、既知点間の路線長、観測の精度等に応じて、1~4級及び簡易水準測量に 区分するものとする。
項目区分 |
1級水準測量 |
2級水準測量 |
3級水準測量 |
4級水準測量 |
簡易水準測量 |
既知点の種類 |
一等水準点 |
一~二等水準点 |
一~三等水準点 |
一~三等水準点 |
一~三等水準点 |
1級水準点 |
1~2級水準点 |
1~3級水準点 |
1~4級水準点 |
1~4級水準点 |
|
既知点間の路線長 |
150km以下 |
150km以下 |
50km以下 |
50km以下 |
50km以下 |
≪使用機器≫
観測に使用する機器は、下記表に掲げるもの又はこれらと同等以上のものを標準とする。
機器 |
主な機種 |
摘要 |
1級レベル |
SDL1X |
1級水準測量 |
2級レベル |
SDL30、SDL50 |
2級水準測量 |
3級レベル |
B20、B21 |
3~4級水準測量 |
簡易水準測量 |
||
1級標尺 |
BIS30A |
1~2級水準測量 |
2級標尺 |
BGS40A |
3~4級水準測量 |
水準測量作業用電卓 |
KNS-D1 |
1~4級水準測量 |
(対応デジタルレベル) SDL1X、SDL30、SDL50 |
簡易水準測量 |